「建具（たてぐ）」とは、戸やふすま・障子など、開閉して部屋を仕切るものの総称です。
日常の何気ない動作。たとえば、部屋から部屋への行き来でも、戸を開け閉めするときの木の感触や手触り、木材独特の温かみを大切にすると同時に、風の通り方や採光等の機能性についても、培ってきたノウハウを活かし制作を行っています。
群馬県高崎市の武井木工では、木製建具のプロフェッショナルとして、お客さまの多種多様なご要望に合ったものをご提案、製作いたします。

一級技能士は、厚生労働大臣から級に応じて技能士章が交付される、国家資格です。
建具は戸や障子などを製作するのが仕事ですが、建具として使われている「組子」（伝統意匠）のように、複雑で繊細なデザインにこだわった家具も得意分野として製作・施工しています。
新築の記念になるような家具が欲しい。一点物の贈り物をしたい、長く使用している家具をもっと長持ちさせたい・・・など、お気軽にご相談ください。

釘を使わずに木と木を組みつける。それが「組子細工」です。
（※木枠の接合部分や仮止めには釘を使用します）
飛鳥時代から続くこの木工技術は、細く切った木に溝・穴・ホゾ加工を施し、カンナやノコギリ、ノミなどを使い、調節しながら1本1本組付けしていきます。
美しい模様は縁起の良い意味もこめられ、戸や襖を飾ることはもちろん、行燈や電球のまわりに配置することで、なんともいえない優しい空間を生み出します。

一級技能士しか参加できないグランプリなど、多数の大会で評価していただいております。
・第33回　全国建具展示会 石川大会：建設大臣賞
・第20回　技能グランプリ大会：敢闘賞
・第22回　群馬県新作建具・木製品展示会：群馬県市長会長賞

創業から現在まで活躍している木工機械設備を多数保有しており、また、最新の加工設備もあり、豊富な設備で、お客様の希望納期や多種多様なニーズにお応え致します。